「あんなに熱心に信じていた宗教は幸せにしてくれなかったと思いました」 安倍晋三元首相の銃撃事件に端を発して、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に注目があつまる中、宗教にのめりこんだ親のもとで育った「宗教2世」らが10月17日、弁護士ドットコムニュースのYouTube生放送で実態を語った。 壮絶な虐待の体験や家族の自死を経験したのは、漫画『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』(文藝春秋)を著した漫画家の菊池真理子さんと、漫画のモデルの一人となった詩人のiidabii(イーダビー)さんだ。 宗教2世としてどのように生きてきたのか。そして、銃撃事件を踏まえて、私たちはどうしていくべきか。 【動画】宗教二世が語る家族の実像 https://www.youtube.com/watch?v=pPxrgaUhZEE ●虐げられてきた子ども時代 菊池さんもiidabiiさんも、新興宗教の宗教2世だ。ともに母親が活動に熱心に取り組んでいた。 iidabiiさんの母親は、就学前からiidabiiさんを布教活動や集会に連れて行った。 教義に反する言動をすれば、容赦なく鞭で打たれた。おかしいと感じ、抵抗したいと思っても、身体的な虐待であきらめざるをえなかったという。 (iidabiiさんインタビュー記事)虐待受けた「宗教2世」、詩人として生きる「見て見ぬふりする世間が被害助長させた」 https://www.bengo4.com/c_18/n_13389/ 菊池さんもまたネグレクトに近い生活を送った。 「小学校から帰ると、母は基本的に宗教の活動に出ていました。ご飯を食べさせてもらっても、お風呂にはあまり入れてもらえなかった。家族の温かみみたいなものが一切ない状態でずっと育ちました」 教えを強制する母親に、菊池さんはあることを感じていた。 「母が本当は宗教を信じていないんじゃないかと疑いだしたのは、小学校高学年くらいでした。母は宗教が嫌で泣いている時間があったんです」 次第に、母親は宗教活動に没頭し、病気もしたことで、鬱のような症状となり、菊池さんが中学生のときに自ら命を断った。 「母が自死をしてしまったとき、あんなに熱心に信じていた宗教は幸せにしてくれなかったと思いました」 ●たどりついた「表現活動」への反応 宗教活動からようやく離れたあとも、社会とのギャップを埋めることに苦労しながら、漫画と詩という「表現」で、自らの体験を発信した二人。
「あんなに熱心に信じていた宗教は幸せにしてくれなかったと思いました」
安倍晋三元首相の銃撃事件に端を発して、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に注目があつまる中、宗教にのめりこんだ親のもとで育った「宗教2世」らが10月17日、弁護士ドットコムニュースのYouTube生放送で実態を語った。
壮絶な虐待の体験や家族の自死を経験したのは、漫画『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』(文藝春秋)を著した漫画家の菊池真理子さんと、漫画のモデルの一人となった詩人のiidabii(イーダビー)さんだ。
宗教2世としてどのように生きてきたのか。そして、銃撃事件を踏まえて、私たちはどうしていくべきか。
【動画】宗教二世が語る家族の実像 https://www.youtube.com/watch?v=pPxrgaUhZEE
菊池さんもiidabiiさんも、新興宗教の宗教2世だ。ともに母親が活動に熱心に取り組んでいた。
iidabiiさんの母親は、就学前からiidabiiさんを布教活動や集会に連れて行った。
教義に反する言動をすれば、容赦なく鞭で打たれた。おかしいと感じ、抵抗したいと思っても、身体的な虐待であきらめざるをえなかったという。
(iidabiiさんインタビュー記事)虐待受けた「宗教2世」、詩人として生きる「見て見ぬふりする世間が被害助長させた」 https://www.bengo4.com/c_18/n_13389/
菊池さんもまたネグレクトに近い生活を送った。
「小学校から帰ると、母は基本的に宗教の活動に出ていました。ご飯を食べさせてもらっても、お風呂にはあまり入れてもらえなかった。家族の温かみみたいなものが一切ない状態でずっと育ちました」
教えを強制する母親に、菊池さんはあることを感じていた。
「母が本当は宗教を信じていないんじゃないかと疑いだしたのは、小学校高学年くらいでした。母は宗教が嫌で泣いている時間があったんです」
次第に、母親は宗教活動に没頭し、病気もしたことで、鬱のような症状となり、菊池さんが中学生のときに自ら命を断った。
「母が自死をしてしまったとき、あんなに熱心に信じていた宗教は幸せにしてくれなかったと思いました」
宗教活動からようやく離れたあとも、社会とのギャップを埋めることに苦労しながら、漫画と詩という「表現」で、自らの体験を発信した二人。