およそ10億円にのぼる持続化給付金詐欺事件で、勧誘グループの64歳の男が警視庁に新たに逮捕されたことがわかりました。またインドネシアから移送された主犯格の男らについても近く再逮捕する方針です。
会社役員の川谷泰彦容疑者(64)らは、おととし6月、ウソの申請をして持続化給付金200万円をだまし取った疑いがもたれています。
また川谷容疑者と共謀して持続化給付金をだまし取った疑いで、警視庁は近く、インドネシアから移送され主犯格の谷口光弘被告(48)と太田浩一朗被告(35)を再逮捕する方針です。
警視庁によりますと、川谷容疑者ら勧誘グループは、東京・豊島区の飲食店で、従業員10数人を勧誘するなど、およそ90人の不正申請に関わったとみられ、そのうち30人が持続化給付金を実際に受給していたということです。