米国ブランド「ラルフ・ローレン」の偽物シャツなどを販売したとして、滋賀県警木之本署は17日、JR西日本米原列車区の車掌(29)(多賀町)、運転士(43)(彦根市)を商標法違反容疑で逮捕したと発表した。容疑を認めているという。
発表では、2人は昨年9月~今年3月、インターネットオークションで4人に対し、ラルフ・ローレンの偽の標章などがついた帽子や長袖シャツ、パーカ計4点を約3000円~約1万2000円(計約2万2000円)で売った疑い。
同署は2人の自宅などから偽物とみられる計約400点を押収しており、余罪や入手先を調べる。
JR西日本は読売新聞の取材に対し「社員が逮捕されたことは誠に遺憾で、深くおわび申し上げる。社員への指導を徹底する」とコメントした。