天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは24日、東京・上野の東京国立博物館平成館で開催中の創立150年記念特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を鑑賞された。
ご一家は、安土桃山時代の狩野永徳の障壁画「
檜図屏風
(ひのきずびょうぶ)」や古墳時代の「
埴輪
(はにわ)
挂甲
(けいこう)の武人」などの展示品を見学。細部まで丁寧に描かれた千手観音像の掛け軸の前では、天皇陛下が「一人の人が描いたのですか」と質問されていた。ご一家そろって公務で外出されるのは、2020年1月の大相撲観戦以来。