沖縄県警那覇署は27日、酒に酔って正常な運転ができない状態で軽自動車を運転したとして、在沖米海兵隊伍長の男(23)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。逮捕時の調べに容疑を認めたという。
逮捕容疑は27日午前2時20分ごろ、那覇市牧志2丁目の市道で酒に酔って車を運転した疑い。
署によると、パトカーで巡回中の署員が方向指示器を点滅させずに右折した車を発見。職務質問しようと停止を求めたところ、一方通行の道を逆走して逃走し、店舗の外壁に突っ込んだ。運転席から転がり落ちるように出てきた伍長を、署員が取り押さえた。
伍長は顔面に裂傷を負い、本島南部の病院に搬送された。署は治療を優先させるため、同日午前6時55分に病院で釈放。回復を待って詳しく調べる方針。