東京都は15日、新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議を都庁で開いた。新規感染者が7週連続で増加傾向にあり、入院患者も増え続けているとして、専門家は「医療機関では人員確保が困難になりつつある」と今後の医療逼迫に懸念を示した。
直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は14日時点で約1万4290人で、7日時点の約1万1882人から約1・2倍に増加。感染拡大が現状のペースで続いた場合、新規感染者数は2週間後の12月28日に約2万578人、4週間後の来年1月11日には約2万9632人発生するとの予測も示された。
今月7日に3301人だった入院患者数も14日には3764人に増加。年代別の割合では80代が最多の約35%を占め、次いで70代が約21%だった。
今夏の「第7波」で主流だったオミクロン株の「BA・5」からの置き換わりも進んでいる。11月22~28日はBA・5の割合は69・5%まで低下し、BA・5系統が起源の「BQ・1」系統などが増加した。
小池百合子知事は「特に大切なことは年内にオミクロン株対応のワクチンを接種することだ」と述べた。