防衛省は15日、省内や自衛隊の全組織を対象にしたハラスメントに関する特別防衛監察について、計1414件の被害申告があったと明らかにした。元1等陸士の五ノ井里奈さん(23)が複数の男性隊員から性暴力を受けた問題を契機として実施している。
内訳では、パワハラが最も多い1256件で、セクハラが116件と続いた。
防衛省は9月中旬に特別防衛監察を始め、現役の自衛隊員だけでなく、退職者も対象に申告を受け付けていた。当初の締め切りは10月末だったが、11月末に延長された。
防衛省は特別防衛監察で、セクハラやパワハラなどの被害申告だけでなく、相談をしたのに適切な対応をしてもらえなかったようなケースについても申し出るよう求めていた。【内橋寿明、安達恒太郎】