【嘉弥真島=竹富】長い耳とつぶらな瞳、ピョンピョンと愛くるしい姿が特徴のウサギ。沖縄県竹富町の嘉弥真島(かやまじま)は野ウサギたちと出合える無人島だ。石垣島からの観光ツアーで訪れることができる。ちょうど来年は「うさぎ年」。ツアー業者は「この機会に『ウサギの楽園』に遊びに来ませんか」とPRしている。
8日のツアーに参加した。小型のボートに乗って約40分。桟橋からすぐの広場に出ると5、6匹が近くに寄ってきた。
関係者によると1943年ごろ、小浜島の夫婦が6匹を嘉弥真島に放したことがきっかけ。「子宝に恵まれる」との理由で飼い始め、実際に願いがかなったことを機に「健やかに過ごして」と放したという。現在約450匹前後が生息しているとみられる。
「加屋真島観光開発」の角田香紀さん(53)は「ウサギの島として盛り上げていきたい」と話している。
(八重山支局・粟国祥輔)