大阪府警浪速署の留置場で勾留中の17日に死亡した40代男性について、同署は19日、司法解剖の結果、男性の臓器に異常が見つかり、急死した可能性が高いものの、詳しい死因は分からなかった、と発表した。男性は意識を失う約9時間前まで手足を拘束されていたが、署は死亡に直接関係していないとみている。
また、男性が15日朝「息苦しく熱がある。病院に行きたい」と訴えていたことも判明した。検温で平熱だったため、署は病院に連れていかなかったという。署は引き続き死亡の経緯を詳しく調べる。
署によると、男性は覚醒剤取締法違反の疑いで14日に現行犯逮捕された。16日未明以降、居室内で大声を出して暴れたため、署は2回にわたり計約4時間、ベルトやロープなどの「戒具」で手足を拘束。17日午後に呼びかけに応じなくなり、搬送先の病院で間もなく死亡した。【戸田紗友莉】