長崎地検事務官を在宅起訴=ストーカー行為など―福岡地検

捜査に必要と偽り女性の戸籍謄本の交付を求める公文書を作成したり、ストーカー行為をしたりしたとして、福岡地検は27日、虚偽有印公文書作成・同行使とストーカー規制法違反などの罪で、長崎地検厳原支部の谷辺裕仁事務官(31)=山口県下関市=を在宅起訴した。福岡地検は認否を明らかにしていない。長崎地検は同日、谷辺事務官を懲戒免職処分とした。
起訴状などによると、谷辺事務官は6月中旬ごろ、検察官の公印を無断で使って、女性の戸籍謄本の交付を求める捜査関係事項照会書を作成し、長崎県内の市役所に提出。7月20日~8月6日には、女性につきまとったり、インターネット掲示板に監視していることをうかがわせる投稿をしたりするストーカー行為を繰り返したとされる。
女性の被害届を受けて福岡県警が捜査し、今月18日にストーカー規制法違反容疑などで書類送検していた。
広沢英幸・長崎地検次席検事の話 職務上の権限を悪用して犯罪を起こし起訴されたことは、誠に遺憾。被害者や関係者に深くおわびする。