福岡で鳥インフル陽性確認、5万羽の殺処分開始 国内今季40例目

福岡県は19日、同県糸島市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例について、遺伝子検査で陽性を確認したと発表した。養鶏場での発生は国内では今季40例目で、県内では2020年11月に宗像市で発生して以来2例目。
県は午前8時ごろ、養鶏場の採卵鶏約5万4400羽の殺処分を始めた。殺処分や鶏舎の消毒などの防疫措置には県職員ら約150人が当たり、作業は3日以上かかる見通し。また養鶏場から半径3キロ圏内を鶏や卵などの移動制限区域に、10キロ圏内を搬出制限区域に設定した。県によると、県内の他の養鶏場で異常は確認されていない。
服部誠太郎知事は19日朝、報道陣の取材に「初動対応が非常に重要だ。封じ込めに全庁態勢で臨みたい」と話した。【松田栄二郎】