「もっと捜査を」 ウィシュマさん入管死「不起訴不当」で遺族訴え

名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で2021年3月、スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が収容中に死亡した問題で、名古屋地検が当時の局長ら13人を不起訴処分(容疑なし)としたことを巡り、名古屋第1検察審査会は26日、「不起訴不当」とする議決書を公表した。
不起訴不当の議決を受け、ウィシュマさんの妹2人が東京都内で記者会見した。ワヨミさん(30)は「検察がもっと捜査をするようにと判断してくれたことはありがたい」と話した。一方、ポールニマさん(28)は殺人罪などが認められなかった点について「もっと厳しい結果を望んでいた」と肩を落とした。弁護団の駒井知会(ちえ)弁護士は「検察は市民のメッセージを真摯(しんし)に受け止め、ビデオや医療記録の精査など、捜査を尽くしてほしい」と求めた。【遠藤浩二】