マスク着用を拒否し飛行機を緊急着陸させたとして懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を受けた男が27日、判決を不服として控訴しました。
元大学職員の奥野淳也被告(36)はおととし9月、マスクを着けずに飛行機に搭乗し、乗客とトラブルになって、謝罪させるよう要求した後、客室乗務員の腕をねじり上げて、緊急着陸させたなどとして起訴されました。
裁判の中で奥野被告は無罪を主張し、検察は「マスクの不着用に名を借りて我欲を押し通し、乱暴ろうぜきに及んだ」と指摘し、懲役4年を求刑していました。
大阪地裁は「自分の考えを押し通そうとした犯行で、自分の行為を顧みる姿勢が乏しい」などとして、懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
判決後、奥野被告は「何の論理性もない判決文だ。中世の魔女狩り裁判のようだ」と話していて、判決を不服として27日控訴しました。