静岡県沼津市の精神科専門病院で看護師らが入院患者に暴行を加えていた問題で、同じグループの精神科専門病院「ふれあい南伊豆ホスピタル」(南伊豆町)は28日、介護福祉士ら4人による入院患者に対する不適切な行為があったと発表した。記者会見した望月博院長は、「多大なる迷惑、心配をおかけしておわびします」と謝罪した。4人は退職する意向という。
同病院によると、2021年9月、50歳代の男性看護補助が女性患者の頭を押さえつけた。22年2月には、60歳代の女性准看護師が女性患者の口に粘着テープを貼り、50歳代の女性介護福祉士が女性患者の車いすを蹴った。また、3月に、60歳代の女性介護福祉士が女性患者の足を自分の足で押さえつけたという。
同病院は3月に、4人と、監督責任があった当時の看護部長を停職1か月の懲戒処分とした。だが、県や患者の家族には、今月27日まで報告していなかった。
県は精神保健福祉法と医療法に基づく調査を始め、28日、同病院に聞き取り調査を実施した。被害者の医療記録などを閲覧したという。