G7で日本だけ残るパスポートのページ追加、3月27日に廃止…外務省が周知急ぐ

パスポート(旅券)の出入国印を押す査証欄のページを追加できる「増補」制度が来年3月27日に廃止されるのを前に、外務省がツイッターなどで利用者への周知を急いでいる。
外務省によると、増補制度は偽造防止の観点から、廃止している国が多い。先進7か国(G7)で制度が残っているのは日本だけだ。
これまでは査証欄に余白がなくなった場合、2500円で40ページ分を追加できた。制度廃止後は、代わりに旅券の残り期間と同期間の旅券を6000円で発行する。
残り期間が短く、旅券の切り替え申請を行う場合、発行手数料は10年用が1万6000円、5年用が1万1000円(12歳以上)だ。
ただ、査証欄がいっぱいになった旅券に有効な査証が残っている場合、査証は新たな旅券に移せないため、外務省は「新旧両方の旅券を持ち歩くことが必要なケースもある」と注意を呼びかけている。