京都府警田辺署管内の自転車の盗難被害件数が、2022年11月末時点で前年同期より23件増え、87件に上った。同署は被害が多いマンションやアパート、駅の駐輪場などで所有者に施錠の徹底を呼びかけている。
田辺署によると、管内の犯罪認知件数は前年同期比61件増の358件だった。このうち自転車盗難は24・3%を占めた。軽快車(一般自転車や電動自転車)45件、スポーツタイプ35件となっている。被害者の約6割が大学生で、そのほとんどがマンションやアパートの駐輪場で被害に遭った。
同署は不動産の管理会社や仲介業者と連携して、駐輪場の防犯カメラの取り付けや施錠、室内保管を呼びかけるチラシを掲示している。他にも大学構内でも施錠を促し、犯罪防止を訴えている。
同署生活安全課は被害の増加について「乗り捨てや足代わり目的での犯罪が増えている可能性がある。44件が施錠中の被害で、二重施錠など対策を強化してほしい」と指摘している。