三が日に都内で餅を喉に詰まらせ9人搬送、1人死亡・5人重体「迷わず119番を」

正月三が日に東京都内で20~90歳代の男女9人が餅を喉に詰まらせて救急搬送され、このうち90歳代の女性1人が死亡、60~90歳代の男女5人が意識不明の重体となったことが東京消防庁のまとめでわかった。1月は正月行事を終えても餅を食べる機会が多く、同庁は「餅は小さく切り、ゆっくりかんで食べてほしい」と呼びかけている。
東京消防庁によると、死亡した女性は3日午後4時頃、渋谷区の自宅で汁粉を食べていた際に餅を喉に詰まらせ、搬送先の病院で亡くなった。このほか、日野市や西東京市などの男女5人が重体となった。
都内では2021年までの5年間に、餅による窒息で計401人が搬送され、うち29人が死亡している。事故の約4割は1月に集中し、搬送者の約9割が65歳以上の高齢者だった。高齢者は食べ物をかんだり、のみ込んだりする力が弱いため、注意が必要という。
東京消防庁は、周囲の人が餅を喉に詰まらせた場合は迷わず119番し、背中を手のひらで強くたたき、餅を吐き出させるなどの対応を呼びかけている。