発熱外来の電話診療、ツイキャスで無断ネット配信…常勤医の動機は「調査中」

埼玉県鴻巣市の「こうのす共生病院」(織田徹也院長)の常勤医が、新型コロナウイルス感染に対応する発熱外来の電話診療の音声を、動画ライブ配信サービス「ツイキャス」を通じてインターネット上に無断公開していたことが病院への取材でわかった。患者8人の氏名と、そのうちの1人の生年月日がわかる内容だった。病院は患者に謝罪し、事実関係を調べている。
病院によると、常勤医は今月7日午後、ポケットに入れた私有のスマートフォンを使い、救急外来の問い合わせ対応や、発熱外来患者の電話診療の音声を院内からライブ配信した。病院は患者などから指摘を受けて気付き、午後3時頃に配信をやめさせた。配信は1時間程度だったとみられ、スマホには音声データが残っていたという。
病院は常勤医を8日から出勤停止とした。動機は「調査中」という。取材に対し、「患者や家族、多くの方に迷惑をおかけした。二度とないよう院内で周知する」としている。