大学入学共通テストが始まった14日、受験生を狙った電車内での痴漢や受験会場付近での犯罪を防ごうと、警視庁は主要な駅や大学周辺に警察官を配置して警戒を強めた。試験のある15日まで継続する。
この日、目白署は東京都豊島区目白のJR山手線目白駅や受験会場の学習院大で警戒に当たった。署員7人が駅のホームや大学前に立ち、不審者がいないか目を光らせた。同署の木下健一朗生活安全課長は「勉強の成果を発揮できるよう安心して受験してほしい」と話した。
昨年の共通テスト実施日には、SNS(ネット交流サービス)上に、試験に遅刻できないがゆえに通報しづらい受験生の心理につけ込んで痴漢を呼びかける投稿が相次いだ。また、受験会場となった文京区の東大前で受験生らが刃物で刺される事件も発生した。
今年もテスト前から痴漢をあおる書き込みが確認されており、警視庁がパトロール強化などを決めていた。【木原真希】