成田空港の年末年始(2022年12月23日~23年1月3日)の出入国者数は54万9900人だった。新型コロナウイルスの感染拡大によって航空需要が落ち込んだ20年度同期比で約15倍となり、人の移動の回復傾向が顕著に表れた。それでもコロナ禍前の19年度と比べると、まだ約半分の水準にとどまっており、本格的な「復活」までは道半ばだ。
東京出入国在留管理局成田空港支局が速報値としてまとめた。
内訳は日本人が16万910人、外国人が38万8990人だった。水際対策の大幅な緩和で訪日外国人観光客が回復しているのに対し、日本人の出国者数は円安や新型コロナへの根強い警戒感から伸び悩んだとみられる。
年末年始の出入国者数は19年度が103万430人、20年度が3万6570人。21年度については「人数が非常に少ない」として集計していなかった。【中村宰和】