20日午前2時10分ごろ、大阪市天王寺区生玉町の14階建てマンションの最上階の一室に覆面姿の4人組の男が押し入り、現金500万円や高級ブランドのバッグや財布など計300万円相当の物品を奪って逃げた。住人で接客業の女性(31)にけがはなかった。大阪府警天王寺署が強盗事件として捜査している。
現場に駆け付けた警察官が、マンションから出てきた覆面姿の集団を発見。このうち21歳の男性を確保し、邸宅侵入の疑いで現行犯逮捕した。府警は強盗事件に関与した疑いが強いとみて関連を調べている。
府警によると、この日午前2時10分ごろ、通行人の男性から「マンション内で覆面の男がうろついている」と110番が入った。駆け付けた警察官が被害確認でマンションの全戸を巡回していたところ、14階の一室に住む女性が覆面姿の4人組の男に現金などを強奪されたと説明した。
女性が府警に話した説明によると、女性は宅配業者に自宅の玄関ドアの外側に荷物を置いてもらう「置き配」を依頼。この荷物を受け取ろうとドアを開けたところ、4人組の集団に室内へ押し込まれた。「死にたくなければ黙っておけ」と脅された。4人組はいずれも黒っぽいフェースガードをつけ、顔を隠していたという。
マンション1階の入り口にはオートロック式のドアが設置されており、府警は4人組がマンションに侵入した経緯を調べている。
現場は大阪メトロ谷町線・谷町九丁目駅からほど近いマンションや雑居ビルが建ち並ぶ一角。【横見知佳】