神戸市兵庫区で22日未明、3階建て集合住宅「第2ひろみ荘」が焼け、8人が死傷した火災で、1階南側の角部屋で、断線した延長コードが見つかり、ショートした跡があったことが24日、兵庫県警への取材で分かった。この部屋の焼損が激しく、兵庫県警はコードが劣化し、出火した可能性が高いとみて、引き続き詳しい出火原因や住人らの過失の有無などを調べる。
県警は同日までの3日間、現場検証を行い、出火原因や当時の状況を捜査。その結果、角部屋の電動ベッドのそばで断線した延長コードが見つかり、ショートしたような跡があった。ベッドの下やゴミ箱から計10本以上のたばこの吸い殻も見つかったが、県警は状況からコードから出火した可能性が高いとみている。
県警は同日、司法解剖の結果、この部屋に住んでいた男性(86)の死因が一酸化炭素(CO)中毒と判明したと発表した。男性は、廊下で倒れた状態で見つかっており、逃げ遅れたとみられる。