岩国の強盗未遂、5人組が役割分担…実行・運転手・指示役との連絡・現場の見張り

関東など各地で相次いでいる強盗事件で、東京都稲城市の住宅で昨年10月に起きた事件に関与したとして、警視庁が男7人を強盗致傷などの容疑で逮捕し、うち少なくとも4人は中野区や山口県岩国市で起きた別の事件にも関わった疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。
山口県岩国市の事件で起訴されている、無職の葛岡隆憲(25)(宇都宮市)、建設作業員の石栗一樹(37)(札幌市)、職業不詳のホウジョウ・マクサンドリ(24)(愛知県豊山町)の3容疑者は、いずれもSNSの「闇バイト」に応募し、強盗グループに加わったことが公判で判明している。
事件は昨年11月7日未明に発生。5人組で岩国市の60歳代男性宅に押し入り、男性にカッターを突きつけて金品を奪おうとしたが、男性が日本刀を持って抵抗したことから、何も取らずに逃走した。
5人のうち会社員渡辺翼被告(26)(東京都江戸川区)の公判では、グループが「実行」「運転手」「指示役との連絡」「現場の見張り」など役割分担していたことを検察側が指摘。指示役はSNSで「日当100万円」とうたって闇バイトを募り、これに応じた実行役に「タタキ(強盗)の仕事」などと説明していたという。