4日午後、大阪府枚方市の集合住宅の一室で、男女2人の遺体が見つかりました。この部屋に住んでいた60代の男性と80代の女性とみられています。
きのう午後4時ごろ、枚方市の集合住宅で、管理人から、「住人としばらく連絡がとれない」と交番に通報がありました。
警察官が駆けつけると、4階の一室で、男性が風呂場で裸で倒れていて、その場で死亡が確認されました。男性には、目立った外傷はないということです。
また、寝室の布団の上では、女性が服を着た状態で仰向けで死亡していました。
女性の近くには包丁が落ちていて、腹部に、3か所の刺し傷があったということです。
警察によりますと、部屋の鍵はかかっていて、室内が荒らされた様子はなかったということです。
この部屋には、60代の男性と80代の女性が2人で暮らしていたとみられ、警察が遺体の身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べています。