県教育庁“卒業式はマスク外すことを基本とする”

小中学校や高校の卒業式について、県教育庁は「児童生徒はマスクを外すことを基本とする」とした国の方針に基づいて対応するよう、県立高校と市町村の教育委員会に通知しました。
2月10日に示された国の方針は、児童生徒と教職員は入退場から卒業証書授与、答辞や送辞など卒業式全体を通じてマスクを外すことを基本としています。
一方、校歌を歌う際などは児童生徒にもマスク着用を求め、来賓や保護者にはこれまで同様にマスクの着用を求めています。
また座席間の距離を取ったうえで出席する人数の制限は必要ないとしています。
県教育庁は13日、県立高校と市町村の教育委員会に対し、こうした国の方針に基づき、学校の規模や地域の実情に応じて対応するよう通知しました。
インフルエンザの流行や入試で人の移動が増えることなど考慮することは様々ありますが、県教育庁は「卒業式の主役は児童生徒であり各学校には児童生徒の気持ちに寄り添って検討してほしい」と話しています。