東京都は14日、多摩動物公園(日野市)で、4羽のツクシガモが高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。
都によると、同公園のカモ池で11日にツクシガモ2羽が、14日に1羽がそれぞれ死んでいるのを確認。同日、同じ池で飼われていた別の2羽とともに簡易検査をしたところ、死んだ3羽を含む4羽が陽性となった。陽性となった残り1羽も殺処分された。
4羽の検体は国立環境研究所に送られ、確定検査が行われる。高病原性鳥インフルエンザと確定すれば、都内では過去3例目、都内の動物園では初となる。同公園は休園日の15日以降、しばらくの間、臨時休園にする。【柳澤一男】