拳銃を身につけず交番に放置したとして、新潟県警が、巡査長と巡査の計2人をそれぞれ本部長訓戒処分と所属長訓戒処分にしたことが明らかになった。いずれも先月27日付。
県警監察官室によると、巡査長は昨年9月、県内の交番で拳銃を放置したままパトロールに出かけた。警察署に立ち寄った際に別の警察官から携帯していないことを指摘され、問題が発覚した。拳銃は約1時間放置されていたが、使用された形跡はなかったという。
また、その後の調査で、巡査長と同じ交番に勤務する巡査も交番内で拳銃を複数回、放置していたことが判明した。巡査長は「拳銃を腰から外すと楽だった。緊張感を欠いていた」と話しているという。