浜四津敏子・元環境庁長官が死去 公明党元代表代行

公明党元代表代行で、環境庁長官を務めた浜四津敏子氏が2020年11月29日に死去した。75歳。東京都出身。遺族の意向で党側が発表を控えていた。
弁護士を経て、1992年の参院選東京選挙区に旧公明党から立候補してトップ当選。連続3期務めた。94年に羽田内閣で環境庁長官に抜てきされた。
羽田内閣の退陣後、新進党に参加。同党の解党を受け、旧公明党の参院議員らでつくる「公明」に合流し、98年1月に代表に就任した。同年11月に公明と「新党平和」が合併して誕生した公明党で代表代行を務めた。
選択的夫婦別姓制度の導入や、永住外国人への地方参政権付与を訴えた。