石庭で知られる京都の禅寺・龍安寺の池で、成人男性とみられる遺体が見つかりました。
18日午前11時半ごろ、京都市右京区にある世界遺産・龍安寺の池「鏡容池」で「人が浮いている。足と手が見える」と寺の関係者が警察に通報しました。
警察によりますと、遺体は30代ぐらいとみられる男性で、目立った傷はなく、若干腐敗が進んでいる状態だということです。
黒色のパーカーに黒色のズボンをはいていて、身分証明書と現金を持っていたということです。
警察は遺体の身元確認を進めるとともに、事件事故の両面で調べています。
龍安寺は1450年創建、枯山水の石庭が有名な禅寺で、海外からの観光客も多く訪れる事で知られています。