首相主催の「桜を見る会」の来年度予算が今年度の3倍になることに批判が集まっている。安倍首相のシンパ囲い込みのための数時間の花見に、5700万円もの血税が使われるのだ。ニンジンの皮まで食べて消費増税に備えている納税者が怒るのも無理もない。
今年4月に行われた「見る会」の招待客は約1万8200人。どんなメンバーが名を連ねているのか――。納税者としてせめてそれくらいは知っておきたい。「見る会」を所管する内閣府の官房総務課に聞くと、耳を疑う回答が返ってきた。
「個人名は、個人の情報ということで従前から公表は差し控えています」
――では、どの分野の方か教えてください。
「それも従前から差し控えています」
――名簿はあるのですね。
「名簿は作成しますが、会が終わると速やかに廃棄します。今年4月に行われた分もすでに廃棄済みです」
――誰を招待するかの基準を教えてください。
「各省庁などからの推薦に基づいています」
――最後にあなたの名前を教えてください。
「差し控えさせていただきます」
立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。
「これだけ情報を徹底的に隠すということは、『桜を見る会』がプライベートなパーティーだと認めているようなものです。5700万円の税金投入は私的流用にあたり、ビタ一文税金を投じてはいけません。安倍首相の自腹か、参加者の会費でまかなわれるのが筋です」
私的流用はただちにやめさせるべきだ。