徳島県阿波市で父親の遺体を自宅に遺棄したとして40代の息子が逮捕された事件で、警察は殺人の疑いで息子を再逮捕しました。
殺人の疑いで再逮捕された40代の男は3月1日ごろ、阿波市内にある自宅で同居する80代の父親の頭や背中などをハンマーなどで複数回殴り、殺害した疑いが持たれています。
男は自宅の土間付近で、父親の遺体に布団をかぶせて隠し遺棄した疑いで、すでに逮捕されています。
警察によりますと、現場からは血の付いたハンマーや炊飯器などが見つかっていて、父親の遺体には複数の打撲痕があったということです。
男は重い知的障害があり、死体遺棄の容疑は認めている一方、殺人については「殴ったりしたことに間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しています。
自宅からは母親の遺体も見つかっていて、司法解剖の結果死因は病死だったことがわかりました。
警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。