7歳女児不明、手がかり見つからず 自衛隊は撤収、警察と消防で捜索継続

山梨県道志(どうし)村の「椿荘オートキャンプ場」で21日に行方不明になった千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)について、25日から捜索を続けていた陸上自衛隊は28日正午に活動を打ち切った。手がかりは見つかっておらず、29日は山梨県警や地元消防などが約80人態勢で捜索する。
同村は「想定していた範囲の捜索を終了した」として、小倉さんの両親の了承を得て、県知事を通じて自衛隊に撤収を要請した。自衛隊の捜索範囲は東西約6キロに及び、延べ約650人が山の斜面など危険が伴う場所などを捜してきた。
捜索を指揮した陸自第1特科隊副隊長の両角寿(もろずみひさし)2等陸佐は「『7歳の女の子がこんなところに来るのか』というフィルターを外し、この地域にいると信じて捜索してきた。新たな情報や切り口がない中、手詰まり感もあった」と述べた。
県警や消防などは29日以降も、自衛隊が捜索した山の斜面や空き家の確認、近くの民家の聞き込みなどを続ける。
小倉さんは21日昼ごろから母親や姉、友人ら計7家族約30人で現地を訪れていた。午後3時40分ごろ、沢に遊びに行った友人らを1人で追い掛けたが、約20分後に戻った友人らの中に小倉さんはいなかった。【野呂賢治】