沖縄本島南部の公園で中学生を含む少年らが男子高校生に殴る蹴るなど暴行し、けがを負わせた件で、豊見城署は19日、傷害の疑いで、中学3年の少年(15)と無職の少年(16)を逮捕したと発表した。署は捜査に支障が出るとして、少年らの認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は、2月17日午後8~10時ごろの間、豊見城市内の公園内で、共謀の上、男子高生の頭部を複数回踏みつけるなど殴る蹴るの暴行を加え全治約2週間のけがを負わせた疑い。
署によると、男子中学生が女性との交際関係を巡って面識のない男子高生と口論になり、複数人が関与する暴行に発展した。現場には他にも少年が複数人いたとみられ、少年らは男子高生に謝罪を強いて、その様子を動画で撮影して仲間内で共有していたという。