平成9年に起きた神戸連続児童殺傷事件などの重大少年事件の記録が永久保存されず廃棄された問題で、最高裁は27日、記録廃棄の経緯や原因などについてまとめた報告書について、5月中に公表する方針だと明らかにした。同日開かれた記録保存の在り方について検証する最高裁の有識者委員会(座長・梶木寿元広島高検検事長)の第9回会合で報告された。
報告書の公表は当初、4月を予定していた。ずれ込んだ理由について最高裁は「さらに補足的に調査すべき事項が増えたため」としている。
この日の会合では、神戸の事件と同様に記録の廃棄が判明した24年の京都府亀岡市の10人死傷暴走事故の遺族らから行った意見聴取の内容などが報告された。