道内過去最大規模 53万羽の殺処分終わるも新たに39万羽…千歳市 高病原性鳥インフル疑い

北海道は先週、「高病原性鳥インフルエンザの疑い」と判定された千歳市の養鶏場で、およそ53万羽のニワトリの殺処分が、終わったと発表しました。
道は作業7日目となった3日午後8時に52万8803羽の殺処分が終ったと発表しました。殺処分の数としては道内過去最多です。
千歳市の養鶏場では3月27日にニワトリ500羽が死んでいるのが見つかりました。28日に「高病原性鳥インフルエンザの疑い」と判定され、道職員や自衛隊員らが作業を行っていました。
今後、一週間ごとに養鶏場と埋却場所を消毒し異常がなければ、4月27日にすべての防疫措置が完了します。
3日には、あらたに千歳市内の別の会社の養鶏場でも死んだニワトリが見つかり「高病原性鳥インフルエンザの疑い」と判定されおよそ39万羽の殺処分がはじまりました。