イルカ30頭超海岸に、千葉 砂浜約500メートルに打ち上げ

3日午前5時35分ごろ、千葉県いすみ市の太東海水浴場で「イルカ約10頭が打ち上げられている」と110番があった。県警と一宮町によると、海水浴場の北にある一宮町の釣ケ崎海岸までの砂浜約500メートルに、計33頭のイルカが打ち上げられた。サーファーらが救助に当たったが、既に3頭が死んだとみられる。
イルカはカズハゴンドウの群れで、体長はいずれも約2メートルの成体と推定される。
救助活動をした一宮町のサーフショップ店員河野正和さんによると、イルカ十数頭を海に戻したが、ほとんどが沖に向かわずに戻ってきた。「砂浜では呼吸が苦しそうだった。どうにか無事に帰ってほしい」と話した。