宮内庁は4日、発熱のため日赤医療センター(東京都渋谷区)にご入院中の常陸宮さまが、尿路感染症と診断されたと発表した。今後しばらく入院を継続し、抗生剤による治療を受けられる。現在は微熱はあるものの、入院時に比べて食欲も回復するなど、ご体調は改善してきているという。
現在87歳の常陸宮さまは1日夜に38度台の発熱があり、2日にご入院。尿検査や血液検査を受けられた結果、3日に尿路感染症による発熱と診断された。
常陸宮さまは3月、尿管結石の手術などのため、2度にわたり同センターに入院されていた。宮内庁によると、感染症の原因の特定は難しいものの、3月下旬に受けられた「尿管結石破砕術」の破砕片の影響などが考えられるという。