天皇陛下、6月下旬にインドネシアを公式訪問へ…体調整えば皇后さまも

天皇陛下が6月下旬にインドネシアを公式訪問される方向で調整が進んでいることが、政府関係者への取材でわかった。皇后さまも体調が整えば同行される見通し。実現すれば、陛下の外国訪問は即位後、昨年9月の英国に続いて2か国目となる。
両陛下は当初、2020年春に英国を公式訪問される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期となった。22年9月のエリザベス女王の死去を受け、両陛下は同月に訪英して国葬に参列された。
政府は、両陛下の本格的な国際親善のための訪問先として、地域のバランスなどに配慮し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国を務めるインドネシアとする方向で検討に入った。
今年は、日本とASEANの友好協力50周年で、こうした外交関係も考慮したとみられる。療養中の皇后さまの負担も考え、滞在は1週間程度になる見通しだ。
関係者によると、6月下旬に政府専用機で現地に向かい、ジャカルタでの歓迎行事や大統領主催の晩さん会に出席される見通し。
皇室とインドネシアの交流を巡っては、上皇ご夫妻が在位中の1991年、即位後初の外国公式訪問として、タイ、マレーシアとともに足を運ばれた。陛下のインドネシア訪問は皇太子時代を含めて初めてとなる。