アルファード30台が愛知県内で盗難被害…施錠解除するキャンインベーダー機器を押収

愛知県警は6日、盗まれた高級車を保管したとして、いずれも職業不詳、長久手市在住の男(50)と瀬戸市の男(38)を、盗品等保管容疑などで再逮捕した。
発表によると、両容疑者は3月18日午後11時10分頃、独アウディの乗用車(時価400万円)を盗品と知りながら同市内の駐車場に保管した疑い。2人は同月、トヨタの高級ミニバン「アルファード」(時価900万円)を、同じ駐車場に保管した容疑で県警に現行犯逮捕されていた。
県警は38歳の男から、車の動きを制御するコンピューターに侵入して、ドアの施錠を解除し、エンジンを起動させることができる特殊な機器を押収した。この機器を使った手口は「キャンインベーダー」と呼ばれ、新たな手法として、近年急速に広がっている。今年3月までに、県内ではアルファード約30台が盗難被害に遭っており、県警が関連を調べている。