不明の陸自隊員 数日前に一緒に飲んだばかり 「間違いであって」無事を祈る住民

陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶ったとみられる沖縄県宮古島市の池間島沖では、6日夕方から深夜にわたり、捜索のためのヘリコプターが飛び回った。島西側のビーチでは自衛官が車両を止め、ライトを照らしながら海岸を歩いて部品を探す姿が見られた。(宮古支局・當山学、社会部・棚橋咲月、比嘉海人)
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宮古地区自衛隊協力会の垣花健志会長は、ヘリに乗っていたと思われる隊員のうち少なくとも3人と面識があったという。「数日前に一緒に飲んだ仲間。何かの間違いであってほしい。ぜひ無事で生きて帰ってきて」と願った。
池間島の60代男性は島のすぐ近くで消息を絶ったと知り、「詳細は分からないが、絶対に事故を起こさないで安全に飛んでほしい」と不安を口にした。
島のゲストハウスのオーナー中島一晃さん(58)は、陸自ヘリの機影が消えた午後4時ごろは屋外で作業をしていたが「異変は感じられなかった」という。夕焼けを見に行った宿泊客からは「ヘリが飛んでいるがどういうことか」と聞かれた。
夜遅くなるにつれて捜索の航空機が上空を飛ぶ大きな音が聞こえ、海では巡視船が捜索のため周囲を照らす光が見えた。「こうした事態一つとっても、軍靴の音がどんどん迫っていることを感じます」と話した。
池間島で民宿を営む井上一夫さん(75)はヘリが行方不明になった時間帯、島の一周道路をサイクリングしていたが、「何も気付かなかった」という。島の南側にある池間漁港にいた知人男性からは、北東から南西の方角に向けてヘリコプター1機が低空飛行したとの目撃証言を聞いた。男性は、ヘリは黒っぽく機体の右側に細長いやりのようなものが付いていたと説明したという。宮古島漁協の栗山弘嗣組合長は「ネットニュースしか情報がない。早く見つかって無事が確認されることを願う」と話した。
伊良部島でも深夜まで同様の捜索が行われた。