23年版外交青書は、賛否が割れた昨年9月の故安倍晋三元首相の国葬に言及し、多くの海外要人が参列するなど外交成果をもたらしたとの見方をアピールした。安倍氏を「世界的にも傑出したリーダー」と称賛する声が、海外要人から上がったと紹介している。
安倍政権の外交・安全保障政策を巡っては、集団的自衛権行使を容認した安保関連法を通じて日米同盟を強化したとの評価がある一方、憲法9条に基づく戦後平和主義をゆがめたとの批判も根強い。
国葬の成果に関し、外交青書は、200以上の国などから首脳級を含む700人超の参列者を迎えたと説明。「多くの方々に参列いただいたことは、敬意・弔意の表れ」と記した。