ベトナム人男性を縛り監禁、家族に数百万円振り込ませる…技能実習生6人逮捕

ベトナム人男性を車などに監禁したとして、埼玉県警は11日、同国籍で20~30歳代の男6人を監禁容疑で逮捕した。男らは技能実習生として来日し、実習先から逃亡するなどして国内に潜伏していたとみられる。県警は、男らが男性の家族から現金数百万円を脅し取ったとみて詳しく調べる方針だ。
捜査関係者によると、男6人は1月27日午前5時頃、草加市内の飲食店で、茨城県在住のベトナム人男性(当時32歳)を殴って両手を縛り、30日午後9時頃までミニバンや群馬県藤岡市の家屋などに監禁した疑い。
男らはSNSを通じて男性の家族に現金を振り込ませた後、栃木県足利市の駐車場で男性を解放したとみられる。男性は軽傷。
県警は防犯カメラの映像などから男らを特定し、3月までの間に入管難民法違反容疑などで逮捕していた。6人とも不法滞在だった。
身代金などを目的にした在留ベトナム人同士の誘拐・監禁事件は全国で多発し、特に技能実習生として来日したケースが目立つ。政府の有識者会議は、技能実習制度を廃止し、受け入れ先企業の監督体制など抜本的な見直しを求める中間報告を月内にもまとめる。