有馬晴海氏、日本維新の会は「ローカル政党から脱皮し始めた」奈良県知事選勝利で信頼度をアップ

統一地方選前半戦は10日未明、41道府県議選の全2260議席が確定した。自民党は1153議席を獲得したが、前回議席には届かなかった。一方、日本維新の会(政治団体大阪維新の会を含む)は改選前から倍増し、目標に掲げる「全国政党化」に向けて前進。大阪府知事選で再選を果たした吉村洋文共同代表は、次期衆院選で公明党と対決の可能性を示唆するなど、強気の姿勢を見せた。
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維新の躍進を政治評論家・有馬晴海氏は「ローカル政党から脱皮し始めた。奈良県知事選で当選したことが、国民に『ここまできたか』と思わせ、信頼度を上げることに成功した」と分析。一方で、今後各地で議席を伸ばす可能性については「昨年の参院選で東京選挙区では議席を取れなかったことを踏まえると、時間はかかる」との考えを示した。
橋下徹氏が大阪市長時代に代表だった「大阪維新の会」は、全国規模での国政進出は失敗に終わった。ただ、当時と比較し「根強い土台を作ることができている」と指摘。「橋下氏のブームに懸けるのではなく、時間をかけて著名人を候補者に立てるなどし、根を広げることができた」とした。
2週間後には統一地方選の後半戦が実施される。影響について「大きなプラス材料になる」とし「原動力になり、維新の風を吹かせて弾みをつけられるでしょう」と予測した。