1964年東京五輪レスリングのフリースタイル・フェザー級で金メダルを獲得した渡辺長武(わたなべ・おさむ)さんが昨年10月、死去した。81歳。北海道出身。日本レスリング協会関係者が15日、明らかにした。
同じ北海道出身で56年メルボルン五輪フリー・ウエルター級覇者の池田三男に憧れ、士別高でレスリングを始めた。強豪の中央大に進み、62、63年の世界選手権を連覇するなど連戦連勝。人間離れしたどう猛な闘いぶりから「アニマル」、正確無比な技から「スイスウオッチ」と呼ばれた。東京五輪でも全試合で圧倒的な強さを見せ、頂点に立った。
95年の参院選に出馬し、落選した。