こども園の園児ら21人「ノロウイルス」に集団感染 下痢など症状訴え 和歌山・海南市

和歌山県の保育施設で園児ら21人がノロウイルスに感染していたことがわかりました。 県によりますと、和歌山県海南市の認定こども園「海南市立きらら子ども園」で、4月9日~19日にかけて0歳~5歳までの園児ら21人がノロウイルスに感染していたということです。 9日時点で3人の園児に下痢の症状がみられ、ほかの園児も嘔吐や腹痛を訴えるなどクラスを超えて感染が拡大していったということです。 まだ症状がある園児はいるものの ほとんどの園児が回復したということです。 和歌山県によりますと、ノロウイルスはほとんどが経口感染で菌のついた手で触れあったり食事をとったことで感染が広まったのではないかということです。 園では13日からドアノブや床などの消毒を行っていて今後は感染の原因を詳しく調べるとともに感染対策を強化していくとしています。