カンボジアを拠点にした特殊詐欺事件で、別の詐欺事件にも関与したとして、警視庁暴力団対策課は1日、詐欺容疑で、いずれも住所不定、無職の山田大志(38)、岡本大樹(38)両容疑者らグループメンバーの日本人の男19人を再逮捕した。数人が容疑を認めているという。
同課は昨年4月~今年1月、グループが関東甲信越と九州地方の計約75件、少なくとも約4億3000万円の被害に関与したとみて詳しく調べる。
再逮捕容疑は1月21~22日、東京都板橋区の70代男性に「有料サイトの未払い料金がある」などとうその電話をかけ、現金計75万円を指定の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。
[時事通信社]