女性を殺害した後、自殺を図ったとみられる男性は意識回復 女性の死因は失血死と判明 北海道釧路町

4日北海道東部の釧路町のアパートで、女性の遺体が見つかった事件で、女性の死因は胸を刺されるなどした失血死と判明しました。
「人を刺した」 4日午後4時すぎに入った通報です。
釧路町桂のアパートに、警察が駆け付けると、部屋の中で30代から40代くらいの女性が死亡していました。
石栗教行記者 「午前10時です。死亡した女性が見つかったアパートに警察が入ります。これから現場検証が行われます」
警察は、5日午前、遺体を司法解剖し、死因は胸を刺されるなどした、失血死だったことがわかりました。部屋からは血のついた刃物が見つかっています。また部屋の玄関ドアには、鍵がかかっていたということです。
一方、1キロほど離れた釧路市愛国東のアパートでは、通報したとみられる男性が、首から血を流した状態でベッドに倒れているのが見つかりました。男性は30代から40代くらいで、意識がありませんでしたが、その後、意識を取り戻したということです。男性がいた部屋からも血のついた刃物が見つかりました。
警察は、男性が女性を殺害した後自殺を図った可能性があるとみて捜査しています。