沖縄県警豊見城署は7日、那覇空港の制限区域内に車で侵入したとして、建造物侵入の疑いで、読谷村の自称配達業の男（38）を現行犯逮捕した。調べに対して「許可を得ないで入りました」と容疑を認め、「お金がないけど飛行機に乗りたかった」などと話しているという。那覇空港事務所によると、侵入で一部航空便の遅延は発生したが、大きな混乱はなかった。
逮捕容疑は7日午後6時過ぎ、那覇空港の制限区域内に車で侵入した疑い。
署は、男が那覇空港の制限区域内へ続く開閉式のフェンスゲートを軽貨物自動車で突き破って侵入したとみている。ゲートは通常鍵が掛かっているが破壊された形跡があったという。
署や空港関係者によると、男は駐機場に侵入し旅客機に続く階段にいたところ、駆けつけた職員複数人に取り押さえられた。
男の車から危険物などは見つかっていないという。
署が詳しく調べている。