シンガーソングライターの鈴木康志(すずき・やすし)さんが7日、死去した。67歳だった。代表を務める音楽制作会社の公式ツイッターで発表された。
ツイッターには8日の投稿で「昨日、鈴木康志が急逝いたしました。生前、故人と繋がりをもっていただいた皆様、大変お世話になりました。故人に代わり深く御礼申し上げます。お知らせすべき方々に行き届いておらず、このお知らせも言葉足らずとなっておりますが何卒ご容赦ください」と記載された。通夜は5月13日午後6時から葬儀告別式は同14日午前11時から、ともに高徳寺新井白石記念ホールで行われる。
4月15日にバースデーライブを開催したばかりで、ツイッターでは4月28日にも新大久保に出かけて食べ歩きを満喫している様子が投稿されていただけに突然の訃報となった。虚血性心疾患と診断されたという。
鈴木さんは1986年、高橋佳生と「SCREEN」としてメジャーデビュー。89年に解散後、ソロとして活動。91年からディレクター・プロデューサーとして、近藤房之助、REV、PAMELAH 、Beaches など新人アーティストを中心に手掛ける一方、コーラスアレンジやコーラス担当として、B’z、大黒摩季、ZARD、TUBEなどの楽曲に参加した。また、松崎しげる、高橋真梨子、クリス・ハートらに、作詞作曲した楽曲を提供した。
全日本カラオケグランプリ、KWC(カラオケワールドチャンピオンシップス)の日本大会、アジア大会の審査員などカラオケ大会等の審査員も務めたほか、2017年からはNHKEテレ「趣味どきっ!あなたもカラオケマスター」に出演。レッスン内容・テキストの監修も担当した。