那覇空港の制限区域内の駐機場に車で侵入したとして、豊見城署は7日、読谷村の自称配達業の男(38)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。署によると、旅客機内にも一時入り、制止したスタッフが軽いけがをした。男は「許可を得ないで入った。金がないけど飛行機に乗りたかった」などと容疑を認めているという。全日空(ANA)や空港関係者によると、出発予定の3便に最大1時間半の遅延があり、乗客724人に影響が出た。
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男は那覇空港の制限区域内に続く開閉式のフェンスゲート2カ所を軽貨物自動車で突破して侵入したとみられる。ゲートは普段は南京錠で施錠されているが、破損していた。
署や空港関係者によると、男は駐機場に止まっていた機内に侵入し、航空会社スタッフに取り押さえられた。この際、20代と40代のスタッフ2人が手に打撲やすり傷を負った。
男が侵入した旅客機は、全日空1214便(ボーイング737型機)で、同日午後6時25分に福岡空港に出発予定だった。当時は荷物の搬入作業をしており、搭乗予定だった166人の乗客は機内にいなかった。
逮捕容疑は7日午後6時過ぎ、那覇空港の制限区域内に車で侵入した疑い。署によると、航空法の禁止行為に抵触する可能性もある。容疑者は不安定な供述をしているという。